記念事業レポート

致道博物館「高校生古文書体験」を開催しました

11月21日、致道博物館主催の高校生古文書体験が開催されました。
地元高校生7名が、同館主任学芸員の菅原義勝さんの解説を受けながら、掛け軸や古文書に触れました。
古文書のテーマは「三方領知替え」。天保11年(1840)、幕府から庄内藩・長岡藩・川越藩に下された領知替えの命令が、庄内藩の農民たちの反対運動などもあり撤回された歴史です。
同館で所蔵している「夢の浮橋」「合浦珠(がっぽのたま)」や、農民たちの血判状(本物!)などから、当時の情勢を読み解きました。
参加した高校生からは、「絵巻物があることでよりわかりやすく、地域の歴史をもっと知りたくなった」との声が寄せられています。
致道博物館では、来年入部400年の本番年でも、高校生古文書体験を開催する予定です。

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